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3月1日をもって情報開示解禁!サツマイモ生産者の天敵 【基腐病(もとぐされびょう)】

カテゴリ:

2022年2月21日

 

3月1日をもって情報開示解禁!

なんの事でしょうか。

 

サツマイモ生産者の天敵 【基腐病(もとぐされびょう)】の事です。

以下、https://www.alic.go.jp/joho-s/joho07_002517.htmlより抜粋

 

基腐病は、Diaporthe destruens(ディアポルテ・デストルエンス)という糸状菌に感染することにより、苗床や本圃で発生する。貯蔵中の塊根にも発生する。基腐病菌は、主に、感染した種イモや苗を植え付けることで圃場に持ち込まれる。圃場で生育不良や萎れ、黄変、赤変などした株の地際のあたりが暗褐色~黒色になっていたら基腐病の可能性がある(図1A、B)。本病の病変部には柄子殻または分生子殻とも呼ばれる微小な黒粒が多数形成され(図1C)、水に濡れるなどすると、そこからおびただしい数の胞子が漏出する(図1D)。これらの胞子は、降雨により生じる停滞水や跳ね上がりなどにより周辺株に広がり、基腐病のまん延を引き起こす。株元以外の茎でも、畝間の汚染土壌や周辺株の病変部、水で移動した胞子などに接触すると感染し、発病すると考えられる。本圃で茎葉が繁茂する生育旺盛期は、株の異常に気付きにくいため、発病が密かに進行する。そのため、収穫期が近づき茎葉の生育が衰える秋頃になって一気に枯れ上がったように見えることが多い(図1E)。株の地際が感染すると、地下部の茎、しょ梗(茎と塊根をつなぐ部分)、塊根へと病徴が進展するため、塊根はなり首側から褐色~暗褐色に腐敗することが多い(図1F)。また、収穫時には健全に見えた塊根が貯蔵中に発病し、腐敗することもある。収穫後は、圃場の罹病残渣中で病原菌が生き残り、次作の伝染源となる。発病株が少ないと、基腐病の発生に気付かないまま栽培を繰り返し、種苗や圃場の土壌の汚染が急速に高まる可能性がある。そのため、1年目はわずかな発病であったとしても、何も対策をとらずにいると、数年後には激発して収穫皆無となる恐れもある。

 

 

という、実に恐ろしいやつです。

ただ、この子、私の試験で下記の結果を得ることが出来ています。

 

あれ?と思われるかもしれませんね。

 

  1. 基腐発症苗を本圃から持って来て、健全苗を抱き込んでサランラップで撒いても発症しないと言う事
  2. 上記をサランラップなしで水中で行っても発症しないと言う事

 

確かに、胞子かくはたくさんついていますが、発症までには至りません。

 

下記は私が発症再現テストを行った結果です。

 

 

条件が整えばほぼ100%再現できます。

 

土壌微生物?違う可能性が高いです

環境の変化?違う可能性が高いです

pH?違う可能性が高いです

土の病気?違う可能性が高いです
むしろ、冷凍保管検体は検出せずの結果を得る事が出来ます。

基腐は寒さに弱いはずです。

 

施肥異常?違う可能性が高いです

 

苗?違う可能性が高いです

皆さんそもそもおかしいと思いませんか?
何十年も同じことやってきて。

突然、あれよあれよという間に、こんなことが起きてしまう。

 

これが例えばフザリウム菌を発端とするものであったりとかであれば、難病なのかもしれませんが。それとは少し違います。

 

ですので、

解決できると言われている資材たちはどうしているかというと、

 

【統計データで、効果がありそうだ】

 

という提案をしてくるわけです。

良く考えてください。

 

なんでなるかわからない病気。

 

なんでなるかわからない病気。

原因菌の特定はできていても、

対応出来ない。

 

アミスタなどは効果がまちまち。

 

と言う事は、他にも原因があると言う事です。

 

詳しい話は、メルマガにて!!

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